台風6号が消滅、台風はどうして消滅するのか。
台風6号は27日15:00、岐阜県付近で熱帯低気圧となりました。
ちょうど夏休み時期の週末。予定されていた花火大会やお祭りも台風6号の影響を見越して中止になったものが多くありました。
実施を決定した隅田川花火大会の判断は大正解だったわけですね。
台風が消滅するとは

台風が消えるというのは台風が熱帯性低気圧になるということです。
台風は上空に入った寒気、海水温度、陸上の熱の摩擦で消える場合があります。
上空に寒気が入たり、北に進んだことにより海水の温度が下がったり、上陸して陸上との摩擦によってエネルギーを失い、寒気と暖気の境である前線を伴う温帯低気圧に変わります。
注意しなければいけないのは、消滅したといっても、強い風の範囲が広がるために、中心から遠い場所で大きな災害が起きたりすることです。あくまで中心部の最大風速が下がるだけで、風や雨が全くなくなるわけではないのです。
また、寒気と暖気の影響を受けて再発達し、さらに風雨が強まり災害が起こったりすることがあります。
台風が消滅する場所は、南シナ海や東シナ海を西進した場合は、大陸へ上陸後。日本付近では三陸沖や北海道東方海域へ進んだときが多くなります。
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